ガンなどの持病のある方の治療

インタビュアー

きよみ野歯科さんは「がん患者医科歯科医療連携登録歯科医療機関」に認定されているとのことですが、がんなどの持病のある人でも治療は出来ますか?

はい。
厚生労働省の委託を受けて日本歯科医師会が主催する講習会を修了しました。
調べると診療所と先生の名前が出てきます、私も載っています
そこで、患者さんは受診してもらう形になります。
「ここまでの治療はしていい」など主治医との手紙のやり取りをしながら、治療が出来ます。

他の病気に関しても、必要に応じて主治医の先生と手紙のやり取りをします。
長く通っている患者さんは、年を重ね病気と付き合いながらも通院してくださっています。
そんな患者さんも、身体の様子を見ながら診療しています。
「病気だから通えない」ではなく、病気があるからこそ口の中をキレイにすることが大事です。
大学病院とも連携していますので、心配事があったらまずはお話ししてくださいね。

総院長

持病のある人の歯科治療とは?

持病をお持ちの方の歯科治療を「有病者歯科(ゆうびょうしゃしか)」といいます。
服薬中の薬など、歯科治療時に配慮が必要な場合も多いですが、必要に応じ医科の先生と手紙のやり取りをしながら治療を進めます。

Q&A

Q. 持病とは具体的にどのような病気の事ですか?

A. 高血圧、心疾患、糖尿病、腎臓病(透析中)、肝臓病、骨粗鬆症など病気です。
当院ではお医者さんと手紙のやり取りをした上で、安全に歯科治療を行います。

Q. がん治療の前に先生に「歯医者さんに行って来て」と言われたのですが、大丈夫ですか?

A. お口のクリーニングをすることで口の中の菌が減り、肺炎などの術後の合併症を起こしづらくなります。
ご説明しますので、来院時にお話ししましょう。
なお、薬物治療での免疫力低下時に口腔内がキレイなことが大切です。
「全年齢層のあらゆるがん治療を受ける患者に対し、口腔粘膜傷害を予防のため、口腔ケアを行うこと」が提言されています。
出典:医科歯科連携講習会テキスト

Q. 受診時、何か持って行った方がいいものはありますか?

A. お薬手帳をお持ちください。また、今までまでに罹ったことがあるご病気(既往歴)をお聞きします。また、最近の血液検査データ、糖尿病手帳などもありましたらお持ちください。

あなたのお困りごとは何ですか?