入れ歯が合わない・痛い・作りたい

インタビュアー

ご高齢の患者さんも多いとのこと、入れ歯の治療も多いですか?

開業して30年以上経ちますが、毎日入れ歯の作成・修理をしています。
入れ歯をセットした時、そして食事をとった時、いかに満足してもらうか?
そして、自分の体の一部になっていくかを毎回試行錯誤しながら治療しています。

総院長

インタビュアー

入れ歯の治療、好きですか?

はい、好きですね。
ちょっとした細かい手直しで全然違いますからね。
他の医院さんで作った入れ歯の調整も出来るので、困っている場合はご相談ください。
入れ歯を入れている方は、結構我慢強いんですけど「我慢しなくていいんですよ」と伝えたいです。

総院長

一般歯科医、吉沼隆人先生にも聞いてみた!

大きい入れ歯(総入れ歯)は、総院長が長年の経験があり、頼ってくる患者さんがいっぱいいらっしゃいます。
僕もバネを曲げたり削ったりの調整はしますので、とにかく我慢せずに不具合をお伝えください。

一般歯科医 吉沼

入れ歯とは?

専門的には義歯(ぎし)とも呼ばれ、歯を失った部分(1本~全部)を補う治療です。
歯の治療に用いる、補綴物(ほてつぶつ)の一つです。

部分入れ歯

総入れ歯

治療の流れ

全部で2~5回、2週間~1ヶ月前後を掛かります。
※残存歯(ざんぞんし:残っている歯)の本数、歯ぐきの状態により変わります。

1. 現状の診査診断

レントゲン撮影や視診で現状のお口の中を診査診断します。

2. 治療・抜歯

残っている歯の治療(部分入れ歯の場合、バネを掛ける大事な歯です)や、歯を残せない場合は抜歯をします。

3. 型取り・咬み合わせを採る

歯の型は「簡単な型」と「精密な型」と2回取ります。
歯型とは別に、噛み合わせをロウで取ります。

4. 試適(してき)

洋服でいう「試着」に当たります。
歯の大きさ、歯並びなどの最終確認をします。

5. 入れ歯の完成・装着後の調整

完成したらすぐにうまく噛めないこともあるので、噛み合わせや歯ぐきで当たるところを「調整」していきます。(おおよそ4~5回掛かります)

6. 定期健診

入れ歯は作って終わりの治療ではありません。
快適に使っていただくためには、定期的な通院で、入れ歯の調整、残っている歯やお口の中の状態のチェックが欠かせません。
細かな気になるところも遠慮なくお聞かせください。

Q&A

Q. 入れ歯は、どのくらい持ちますか?

A. 保険の入れ歯だと、レジン(ピンク色の部分)の劣化が3~5年で起きてくるため、一般的に2~3年と考えられています。
その間の破折(はせつ:折れてしまうこと)や不具合は、修理で対応していきます。
内容によっては修理がすぐできることもありますので、まずはご連絡ください。

Q. 入れ歯の手入れ方法、教えてもらえますか?

A. はい、歯科医師はもちろん、歯科衛生士、歯科助手、受付がご説明いたします。入れ歯ブラシ、入れ歯洗浄剤などのメンテナンス道具のアドバイスも致しますので遠慮なくお尋ねください。

Q. 入れ歯が痛いのですが、何回も調整してもらうのは申し訳ないです。

A. 遠慮なさらずに、どこが当たる、痛いなどの不具合をお伝えください。
吉川で30年患者さんを診てきている経験豊富な総院長をはじめとする、一般歯科医師が在籍しております。

Q. おじいちゃんの入れ歯が合っていないようです。でも要介護で通院は難しいです。どうしたらいいでしょうか?

A. 自宅に伺うこと可能です。(訪問歯科
ずっと来ていただいていた患者さんのところへ伺うこともありますのでご安心ください。
また、特別養護老人ホームの吉川平成園の協力医ですので、治療が必要な場合は連絡が入って、平成園の方で治療を受けることができます。
また、吉川中央総合病院も、依頼があると伺っています。
地域のお年寄りのお口を守っていきたいと考えています、お気軽にお電話ください。

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