一般歯科医 吉沼隆人先生
~自分も「痛い治療」をした経験があるので、患者さんの気持ち分かります!

目次

千葉県出身です!

インタビュアー

ご出身は?

生まれも育ちも、千葉県出身です。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

どんなお子さん時代?

活発で外で遊んでいるようなタイプの子でしたね。
野球を小中高、とやっていました。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

ポジションは?

キャッチャーです。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

頭脳派ですね!どうして歯科医師に?

自分の祖父と父と歯科医師で、祖父は開業、父は大学病院勤めでした。
そういう2人を見て、中高校生の段階で歯医者を目指していました。
歯科医院と自宅がくっついていて、こちら(小野家)と同じような家庭で育った感じです。
下におじいちゃんがやっていた診療室があって、2階に自宅があって、小さい頃から診療している姿を見ていたので、自然な流れでしたね。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

隆人少年が見ていたおじいちゃん、かっこよかったですか?

院内で技工(ぎこう:詰め物や入れ歯を作る)をおじいちゃんがやっていたんですね。
当時はそれが当たり前と思っていましたが、大学に入って勉強したら「おじいちゃん、すごいことやっていたんだ!」と気づきました。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

力を入れてやりたい勉強はありますか?

歯周病ですね。
父が歯周病医だったので、興味があり勉強していました!

一般歯科医 吉沼

「歯ブラシ」と「定期的な検診・メンテナンス」が歯周病治療の両輪です

インタビュアー

得意な治療は?

歯周病やインプラントを学んできています。
日本口腔インプラント学会に所属しています。
大学病院と提携もしていますので、ご希望の方はご相談ください。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

歯周病の治療って何をするのですか?

メインは「ご自身の歯ブラシ」です。
それを「一緒に」ちゃんと習得していただく。
後は定期的なクリーニングで、歯石やプラークを取ります。
虫歯は削って詰めれば終わりですけれど、歯周病は「ご自身の歯ブラシ」と「定期的な歯科医院でのメンテナンス」の2本の柱で進行を抑える・・・完治というのが難しい「生活習慣病」なので予防が大事です。
※歯周病は「生活習慣病」です。
重度の歯周病の場合、歯周外科、再生療法という治療ができる大学病院にご紹介も可能です。

一般歯科医 吉沼

名前は「こども歯科」ですが、一般歯科もやってます

インタビュアー

医院の雰囲気は?

医院名でもある「こども」と「矯正」が多いのはもちろん、中高生が多いのと、昔から総院長が診ていたお年寄りの方が多いです。
お子さんから、おじいちゃんおばあちゃんまで来ていますね。
小児と矯正以外やっていないと思われがちですが、虫歯治療などの「一般歯科」の診療もしています、お待ちしております!(笑)

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

なるほど。中高生が歯医者に来ているってすごいなと思います。

そうですよね。
中高生は部活とかであまり来なくなりがちですが、ここにきている患者さんの親御さんがしっかりしているのと、矯正をしている子も多いですね。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

キッズクラブ、あのおもちゃあったら「絶対に行く!」と思いますし、来る習慣が出来た子は、中高生になっても継続して足が向くのだと思います。

しっかりとお父さんお母さんが培ってきた長年のものだと思います、素晴らしいですね。
「歯医者に行くものだ」という「刷り込み」があると思います。
スタッフさんとも顔見知りになって、安心感ハンパないと思います。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

矯正中の虫歯の治療もするのですか?

矯正の患者さんは、一番奥の磨きづらいところで虫歯になっている子もいます。
あってもこちらが「みつける」というレベルの、痛くない虫歯の治療になることが多いですね。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

ワイヤーのブラケット(針金をつける金具)付近に出来た虫歯、見逃されがちだという話を聞いたことがあります。

見落とさず、しかも矯正歯科のみの医院ではないので、すぐに虫歯治療(一般歯科)が出来ます。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

ちなみに、ワイヤーの矯正をしているときに虫歯が出来たら、器具は外すのですか?

場所にもよりますが、噛む面などブラケットに関係ないところだったら外さない方が多いですね。
どうしても外す場合も、治療後すぐにつけられるので、そこも当院の利点ですよね。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

矯正専門の医院さんだと、虫歯治療は一般歯科に行かなきゃいけないけど、御院ならワンストップで完結しますね。

とはいえ、そんなに外さないですけれどね。
どっちかというと、成人(大人)の矯正・・・30~40代でワイヤー矯正しますという方だとクラウン(かぶせ物)のメンテナンスが必要な場合がありますが、それもワンストップで治療可能です。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

もしかしたら、開院して20年来矯正をしている御院のまわりは、歯並びのキレイなお子さんが多いのかもと思ってしまいます。

正直「こんなにいるんだ」と僕でも思っていて、かなり多い方だと思います。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

地域に信頼されていて、「ここらへんで歯の矯正をやるんだったら、きよみ野こども歯科矯正歯科で」と思われているのでしょうか?

そうですね。
そこまで広告を出している訳ではないのに、地域の口コミとかネットワークで浸透しているのかなあ、と最近きよみ野歯科に入った者の視点で見ると感じますね。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

「新しい目」で見るというのは、大事ですよね。他に気づいたところはありますか?

僕が勤めていた歯科は駅前で集患をどんどんする医院だったので、新規の患者さんが結構多かったのですけれど、ここに最初に来た時、総院長が地域で何年も診ていた患者さんで「郁夫先生に診てもらいたい」という方が多くいらっしゃって。
集患にはネット広告が大事といわれますが、昔からしっかりとやっている結果でこれだけ多くの患者さんが来てくれているのだなって・・・それがここのいいところですね。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

お話を聞けば聞くほど地域密着のホームドクター・・・しかもスタッフも30人近くいて、矯正、小児、歯周病、口腔外科の専門の先生もいる・・・こんなに頼りがいのある医院さんはなかなかないです。(インタビュアーは歯科専門ライター)
歯科の各分野の専門家による「チーム医療」を先駆けてやっていましたね。

そうですね。
ホスピタリティ面でも、総院長も小野歯科クリニック時代から続けて来てくださっている患者さんを大切にサポートなさって、見習って引き継いでいきたいと思います。
来られなくなった患者さんは、訪問歯科もしています。

一般歯科医 吉沼

高校時代、スポドリ飲んでそのまま寝たら・・・

インタビュアー

通えなくなったら訪問歯科で来てくださるって、患者さんからしたら理想の先生です、名実ともにホームドクターですね。治療に当たって心がけていることは?

僕も歯科治療を受けたことはあるんですけれど、痛みが一番イヤなので、痛みに配慮して、且つ再治療(詰め物の詰め替えなど)の少ない治療を目指して日々取り組んでいます。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

痛かった治療があったのですか?

不摂生していた時期がありまして(笑)、神経を1本取っています。
取った時に痛みがあったので、自分はそういう思いをさせない!という心構えです。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

どんな不摂生を?

野球部時代、スポーツドリンクを飲んでそのまま寝る、みたいな。
一番やっちゃいけないことをやっていました。
体験談として子供に話せるので、それは大きいのですけれど、それはやめた方がいいです。(汗)

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

「経験者は語る」でムッチャ説得力ありますね。でも、それくらい部活がきつかったということですね。

はい、しっかり野球をやっていたので、中高生の気持ちは分かります。
歯科大の同級生は「1回も治療をしたことがない」という人がいっぱいいて、「矯正しかしてないわ」みたいな感じです。
親が歯医者であまり虫歯治療をしていちゃいけないんですけれどね、本当は。(笑)
でも経験できてよかったです、患者さんに寄り添えるという意味では。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

気持ちが分かってもらえるのは心強いです。「歯医者になってよかったな~」と思った瞬間はありますか?

「先生全然痛くなかったし、上手!」とか「痛みもひいて助かりました」など感謝の言葉を直接言われたときには「ああ、やっててよかったな」と思います。
また、「先生のところに通いたい」と言ってくださる患者さんもいて嬉しかったですね。

一般歯科医 吉沼

患者さんへメッセージ

インタビュアー

マイブームを教えてください。

犬を飼っているので、犬と遊ぶのがマイブームです。
ビション・フリーゼというモコモコの白い犬なんです。

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

将来のビジョンは?

アットホームな雰囲気は引き継ぎつつ、お子さんのお母さんお父さんも通っていただけるような医院にしたいですね。
各専門分野の歯科医師によるチーム医療で、何でもできる「総合医療」が出来る歯医者さんを目指します!

一般歯科医 吉沼

インタビュアー

患者さんに一言!

痛みにはなるべく配慮した治療を心がけていますので、ぜひ一回拝見させて頂ければと思います。
自分も痛い治療をしてきた経験があるので、患者さんの気持ち、分かると思います。

一般歯科医 吉沼

取材後記

「自分が治療で痛い思いをしている」ということは、診察台の上で「まな板の上の鯉」になる患者さんの気持ちが分かる、ということです。
そんな先生がいると分かれば、歯医者さんのハードルも下がります。
これからも吉川市の皆さんのお口をどうぞよろしくお願いします!